算数障害(ディスカリキュリア)
算数用語の理解が困難であったり、数字や記号の認識・理解に障害が生じることによって、計算力・数字を並べるなどの学習に困難が見られたりします。
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DSM−IVによる数学障害の定義に従うと、数学的な能力は4つの技能の問題に分類されるとなっていて、
1 数学用語、操作、または概念を理解するまたは命名する、などの言語的な機能。
2 数字記号または計算記号を認識する又は読む、およびものをグループ分けする技能。
3 数字や図形を正しく写す、繰り上がった数字を忘れずに加算するなどの注意機能。
4 一連の数学的手順に従う、物を数える、掛け算の表を覚えるなどの数学的技能。
以上の4つの分類とされているようです。
具体的な傾向としては、
- ケアレスミスが多い。
- 数の大小がわからない。
- 簡単な計算でも暗算が難しく、時間がかかったり、指を使ったりする。
- 繰り上がり、繰り下がりがわからない。
- 図形を描くことが難しい。
- 算数用語の理解が困難
- 数量や単位の理解が難しく、数量関係がわからない。
- 文章題の意味を理解できない
などの特徴をもっています。
このような背景として考えられる要因としては、図形などの細かい部分に関する違いが分からなかったり、計算のルールそのものがわからなかったりということが考えられています。
また、算数障害の症状に加えて発達性協調運動障害などを合併することもあるそうです。
学習支援のヒントとしては、
- 具体物、半具体物を利用することによって、イメージしやすいようにする。
- 文章題の内容などは図で示したり、数字だけでなく「ことばの式」で表すようにする。
- 位取りを色別に明示するなど、わかりやすくしたマス目に書かせる。
- 1回に解く問題の数を少なくする。
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